流す前に。

アロマに関わって長いからか臭いには敏感です。
自分の体臭の変化などもすぐわかるので、
何か菌が入ったのかなあとか
内臓の調子が悪いのかなあとか感じます。
主にそれはトイレで排泄する際に感じているわけです。
デイサービスで8年ほど施術していたのですが、
高齢者の利用するトイレの臭いもよく嗅いでましたから(自然とですよ)
腸内細菌のバランスが年齢とともに変化して、
高齢になるとこういう臭いになるのかって知っています。
なので自分自身も「ちょっと悪玉菌優勢?」みたいな気配は臭いで分かります。
それは感覚的なものであって、厳密に検査してはいませんが、
ちょっと食事の内容に気をつけようとか思うきっかけにはなります。

そこで最近のトイレ事情で思うことがありまして。
多くの新しいトイレでは自動で速攻流されてしまうんですよね。
臭い対策なのか、サービス?のよさなのか。
便座から立ち上がるやいなや流れてしまうので、
観察する間もない!
公共のトイレなら衛生的にいいこともあると思いますが、
最近は個人宅でもそういうトイレに出会います。
観察するといってもちょっと見るくらいですけどね。
色とか硬さとか。
そこから伺い知ることのできる情報って大切だと思うんですよ。
なんか臭いが変わったなーとか。
(それはもちろん食べたもの飲んだものなどで変化するので、
その全てが体の調子と繋がっているわけでもありません。)
その変化を感じとるわずかな時間も与えられないんですよね。
血尿や血便から発覚する病気もあるわけで、
自分がどんなものを排泄したかっていうのを把握することは大事です。
ちなみに今私は膀胱炎ぎみでしたが、排尿痛みたいに進行する前に臭いですぐ分かりました。
なので早いうちに対策をすることができました。
月経も似ていて、
使い捨てナプキンが主流ですがそれも自分の血液と向き合うチャンスなんです。
色が濃いな、薄いな、粘度があるな、サラッとしてるななど。
布ナプキンなら自分で洗うのでそういうのよく分かりますが、
使い捨てだとすぐ捨ててしまうので分かりにくいんじゃないかなと思います。
自分の体調の変化を教えてくれるのが排泄物。
見ないうちに流れてしまうのはもったいないです。